2008年12月15日月曜日

フレドリック=ブラウン「天の光はすべて星」

SFの古典でかつ類稀なる名ストーリー。

原著は1953年。ハヤカワ版の初版が1985年。

これがこの度、復刻再版されました。

その辺の事情についても、あとがきも忘れずに読んでいただきたいと思います。

話の内容は1996年からスタートしていますが、その時点で人類は既に金星に到着を果たし、火星に植民地を建設している、という設定になっています。

50年前にはそれくらいの進歩が当然と思われていたわけですが、いったいどこで遅れをとったのでしょうか。

いろいろ考えさせられる一作です。

★★★★★

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